人生生きていて色々ある中で、嫌な事があったり、楽しい事があったりと、喜怒哀楽は人間には付き物なのかもしれません。
しかしながら、人間たるもの、頑張っているからこその涙が流れ、頑張っているからこそ悲しみがあり、その他色々な悩みやストレスを抱えて頑張って生きている事だと考えます。
反対に、その悲しさを経験したからこそ嬉しい事があった場合には嬉しく感じ、喜べる。
そんな人間の仕組みですが、何よりもうつ病は金銭的にもとても苦しい状況にもなりかねないとても辛い病気でもあります。
少しでも生活が楽になる為にも、うつ病の障害手帳について簡単にご説明をさせて頂きます。
精神障がい者保健福祉手帳
障害手帳と略されるこの制度の正式名称は、「精神障がい者保険福祉手帳」という名称になります。
生きていく上で、生活に支障が出たり、お仕事を勤める事が出来なかったり、国や市からの何かしらの援助が必要な方に限り、その症状の度合いによって1級~3級迄があります。
1級
1.調和のとれた適切な食事摂取ができない。
2.洗面、入浴、更衣、清掃などの身辺の清潔保持ができない。
3.金銭管理能力がなく、計画的で適切な買物ができない。
4.通院・服薬を必要とするが、規則的に行うことができない。
5.家族や知人・近隣等と適切な意思伝達ができない。協調的な対人関係を作れない。
6.身辺の安全を保持したり、危機的状況に適切に対応できない。
7.社会的手続をしたり、一般の公共施設を利用することができない。
8.社会情勢や趣味・娯楽に関心がなく、文化的社会的活動に参加できない。
(上記1~8のうちいくつかに該当するもの)
2級
1.調和のとれた適切な食事摂取は援助なしにはできない。
2.洗面、入浴、更衣、清掃などの身辺の清潔保持は援助なしにはできない。
3.金銭管理や計画的で適切な買物は援助なしにはできない。
4.通院・服薬を必要とし、規則的に行うことは援助なしにはできない。
5.家族や知人・近隣等と適切な意思伝達や協調的な対人関係づくりは援助なしにはできない。
6.身辺の安全保持や危機的状況での適切な対応は援助なしにはできない。
7.社会的手続や一般の公共施設の利用は援助なしにはできない。
8.社会情勢や趣味・娯楽に関心が薄く、文化的社会的活動への参加は援助なしにはできない。
(上記1~8のうちいくつかに該当するもの)
3級
1.調和のとれた適切な食事摂取は自発的に行うことができるがなお援助を必要とする。
2.洗面、入浴、更衣、清掃などの身辺の清潔保持は自発的に行うことができるがなお援助を必要とする。
3.金銭管理や計画的で適切な買物は概ねできるがなお援助を必要とする。
4.規則的な通院・服薬は概ねできるがなお援助を必要とする。
5.家族や知人・近隣等と適切な意思伝達や協調的な対人関係づくりはなお十分とはいえず不安定である。
6.身辺の安全保持や危機的状況での対応は概ね適切であるが、なお援助を必要とする。
7.社会的手続や一般の公共施設の利用は概ねできるが、なお援助を必要とする。
8.社会情勢や趣味・娯楽に関心はあり、文化的社会的活動にも参加するが、なお十分とはいえず援助を必要とする。
(上記1~8のうちいくつかに該当するもの)
その他の優遇処置内容
自立支援制度を利用すれば、指定された病院・薬局での精神疾患の医療費が本人負担1割となり、更に規定により決められた金額を上回る場合の医療費は負担をしなくても済むようになる場合があります。
生活保護や手帳の申請代行
長野うつ病カウンセリングでは、長期間に渡って精神科に通院等をする必要がある患者様と共に、申請を代行させて頂く事も可能です。
厚生年金や国民年金に加入等の細かい条件等も御座いますので、何かご不明な点はお気軽にご相談下さい。