
人間関係を改善するためには、言いにくいことも言わなくてはならないことがあります。
「こんなことを言うと気を悪くするんじゃないか」
「わがままだと思われるんじゃないか」
この様に色々な自動思考が浮かんで、言いたい事が言えなくなってしまいます。
そうすると、心の中に不満がたまり、相手のマイナス面ばかりが目について、イヤでたまらなくなることさえあります。
表面的にはニコニコしていても、心の中はまったく逆ということが起きてくるのです。
そうしたあなたの気持ちは、なぜか相手に伝わるものです。
しかし、あなたが何を考えているのかは相手には分かりません。
不機嫌で怒りっぽくなっていることを感じさせてしまう事もあるでしょう。
あなたの気持ちを言葉で伝えなければ、基本的には相手の人にあなたの考えが通じる訳ではありません。
直接話しずらいときには、二人のことを良く知っている人に仲介してもらっても良いと思います。少し距離を置いて話す事、メールや手紙で気持ちを伝えることも出来ます(^^♪
感情的になりすぎないように注意をしながら自分を伝える会話術を身に着けて行く事も大切です。
英語にブレイブトークという言葉があります。有機をもって話すという意味ですが、思い切ってあなたの気持ちを伝えてみましょう。
もし、それで二人の関係がうまくいかなくなったとしても、それはもともとそうなるはずだったのでしょう(^^♪
心をくじけさせる自動思考を修正する
話そうとしたときに浮かんだ自動思考を書き出し、もっと現実的で問題解決につながるような考え方が出来ないかを考えてみます。
その時に思い切って話をしてみて、うまくいった過去の例を思い出してみるのも役に立ちます。
自分を伝える会話術
とにかく落ち着いて正確に伝えるコツを練習しましょう。
自分の考えを相手に伝えようとすると、緊張したり感情的になったりして、思っていることをなかなか上手に伝えられない事があります。
そんな様な時には、次のようなことに注意して下さい。
Ⅰ.相手の気持ちを深読みしすぎない。
Ⅱ.なぜと理由を聞きすぎない。
Ⅲ.話をしなくても自分の気持ちがわかってもらえると、期待しすぎない。
Ⅳ.自分の考えは具体的に簡潔に伝える。
Ⅴ.穏やかに話す。
上記の様な基礎的な事も自分を見直し、考えながら気持ちを伝える事により、より一層良い問題に対する解決法が見えてくるかもしれません。
会話によるコミュニケーション術等にもお困りの方がおりましたら是非一度長野うつ病カウンセリングにお問い合わせ下さい。