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心理学用語のレジリエンシーはうつ病などにも有効
最近ではビジネス用語としても普通に利用される様になったレジリエンシーという用語。
簡単に説明をしますと、3,11の東北大震災の時に急な非常事態が行ったときなどに、ライフラインが停止したり、どうしたら良いか分からなくなったする場合、予めリスクを想定して対策を立てておく「弾力性」を身に着けるという所でしょうか。
うつ病やパニック障害の併発時において、うつ病の状態が悪化しているときに、電車などに乗ってパニックの発作が出た。
これは多くの悩みを抱えている人にとっては通常の出来事であり、私たちカウンセラーや、患者さんの家族が考えるべきポイントは、その時のために、今何が出来るのか。
を考えることがとても大切です。
生きていることへのストレスを受けることは当たり前の事でもあり、ストレスを受けたときに、どうレジリエンシーを活かすか。ここに注目を置きます。
うつ病の家族を抱えて悩んでいるご家族様から、長野うつ病カウンセリングへどうしたら良いかわからないなどのご相談も多く頂きますが、何よりもこのレジリエンシーの強化というポイントは必ずお伝えしており、具体的に何を強化するのかといったところですが、私がいつも答えるのは一つです。
「信じる気持ちと思いやる気持ちを大切にして下さい。」
・この状態のときに発作を起こしてもこうやって対応すれば大丈夫。
・人とかかわる事が難しく、家族として社会復帰ができるか不安な時にも沢山信じてあげて下さい。
一件わがままにもみえるうつ病や否定型うつ病などの病気は決してそう簡単に気持ちだけで何とかなるものでもありません。
家族が一緒になって弾力性を強め、踏まれてもまた生えてくる雑草になる事を心から応援しております。